“ごもっとも”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
御尤55.3%
御道理43.4%
御理1.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「娘が飛んだ不調法を致しまして御立腹の段は重々御尤ごもっともさまでござりますが、何卒どうぞ老体のわたくしへお免じ下さいまして、御勘弁を願いとう存じます」
菊模様皿山奇談 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
「仰せ一いち御道理ごもっともにうけたまわり申した。それがしよりもよくよく御意見申そうなれど、あれほど御執心の学問をやめいとは……」
玉藻の前 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
……そうは云っても藪から棒に、無闇と士官をお薦めしても、貴殿にはおそらく烏乱におぼされ、御承引を手控えなされようもしれぬ。これは御理ごもっとも、当然でもござる。
前記天満焼 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
「先生の御気象と致しましては、御理ごもっとも千万に存ぜられます」
前記天満焼 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)