“ごつうれん”の漢字の書き方と例文
語句割合
御通輦100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
飛騨ひだ水無みなし神社宮司ぐうじを拝命すると間もなく、十一月十七日の行幸の朝に神田橋外まで御通輦ごつうれんを拝しに行くと言って、浅草左衛門町さえもんちょうを出たぎりだ。
夜明け前:04 第二部下 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
その日、半蔵はみかどの行幸のあることを聞き、神田橋かんだばしまで行けばその御道筋に出られることを知り、せめて都を去る前に御通輦ごつうれんを拝して行こうとしていた。
夜明け前:04 第二部下 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
いよいよ馬籠御通行という日が来ると、四、五百人からの人足が朝から詰めて御通輦ごつうれんを待ち受けた。
夜明け前:04 第二部下 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)