“こもれび”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
木洩日50.0%
木漏日50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
やがて、あたりには、再び次第次第に緑の木洩日こもれびがきらきらと輝き始める。それに従って、思い出したようにまた小鳥が遠近おちこちさえずり始めた。
なよたけ (新字新仮名) / 加藤道夫(著)
春の陽光は眼覚めるばかりにその輝きを増し、緑色の木洩日こもれび耀かぎろいは一段とあざやかになって行く。子供達は何やらみな一様に眼を輝かして、太陽を仰ぐ。
なよたけ (新字新仮名) / 加藤道夫(著)
舞台一面、耀かがやく緑の木洩日こもれびあふれている………
なよたけ (新字新仮名) / 加藤道夫(著)
みづながるる谷底いでて木漏日こもれびの寂しき道を帰り来るなり
つゆじも (新字旧仮名) / 斎藤茂吉(著)