“ぐわんみ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
翫味80.0%
玩味20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
此書上の文を翫味ぐわんみすれば、落胤問題の生じたのは、決して偶然でない。次で「元文三年より御扶持方七人分被下置」と云ふことに改められた。廓清は享保四年三月二十九日に歿した。
寿阿弥の手紙 (旧字旧仮名) / 森鴎外(著)
この時ばかりはゆるやかに時間を熟読翫味ぐわんみしました。
山羊の歌 (新字旧仮名) / 中原中也(著)
我が大王の告げたまふところに、世間は虚仮こけだ仏のみれ真なりと。の法を玩味ぐわんみするに、我が大王はまさに天寿国に生れまさむ。しかも彼の国の形は眼に看叵みがたき所なり。
大和古寺風物誌 (新字新仮名) / 亀井勝一郎(著)