“くふう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
工夫74.8%
工風24.3%
功夫1.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
弟と妹の安らかな寝息を耳に留めながら、辰男はまだ椅子に腰を掛けて、雑誌に出ている和文英訳の宿題をいろいろに工夫くふうしていた。
入江のほとり (新字新仮名) / 正宗白鳥(著)
もしも小山さんが自分の責任をのがれるような工風くふうをするとかあるいは和女おまえたのんで家へ金を借りに来るような意気地いくじのない人であったら
食道楽:冬の巻 (新字新仮名) / 村井弦斎(著)
かの道得のなかに、むかしも修行し証究す、いまも功夫くふう弁道はんとうす。仏祖の仏祖を功夫して仏祖の道得を
日本精神史研究 (新字新仮名) / 和辻哲郎(著)