“くぜ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
久世90.9%
救世9.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
少しは調べたいもの、見たい所もあって、五六日は随分歩くつもりで、足慣らしもして来たのであるが、これでは愛宕あたご乙訓おとくに久世くぜ綴喜つづきと遠っ走りは出来そうにない。
雨の宿 (新字新仮名) / 岩本素白(著)
五万八千石久世くぜ大和守。——常州関宿の城主である。喜連川きつれがわの城主喜連川左馬頭——不思議のことにはこの人は無高だ。六万石小笠原佐渡守。二万石鍋島熊次郎。二万千百石松平左衛門尉。
大鵬のゆくえ (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
それらのなまめかしい救世くぜの情緒は
蝶を夢む (旧字旧仮名) / 萩原朔太郎(著)