“ぎへん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
欺騙50.0%
偽騙25.0%
欺諞25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かく上下を一挙に欺騙ぎへんする官公吏を、あるいは褒賞し、あるいは旌表せいひょうするこそ心得ね。
神社合祀に関する意見 (新字新仮名) / 南方熊楠(著)
偽騙ぎへん、懐柔、陰謀、破壊というような高度の秘密戦教育を施していたもので、約千人以上の卒業生が、マレー、シンガポール、ビルマ、ジャワ、比島、モロタイ、仏印などの機関基地を中心にして
手紙 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
此方が十分に愛を注がずにゐて、向うに欺諞ぎへんの多いのを責めるのは間違つてゐる。注げ、愛を注げ。それに対して、女の心の動いて来ないことは決してない。
女と情と愛と (新字旧仮名) / 田山花袋田山録弥(著)