“きょか”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
炬火73.1%
居家7.7%
許可3.8%
去夏3.8%
巨河3.8%
巨火3.8%
挙家3.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
彼らの手から手へと炬火きょかを受け継がせる。彼らは相次いで、闇黒あんこくにたいする神聖な戦いをなしてゆく。彼らの民衆の精神に引きずられる。
公然この醜行を犯してずるを知らず、即ち人生居家きょかの大倫をみだりたるものにして、したがって生ずる所の悪事は枚挙にいとまあらず、その余波よは引いて婚姻の不取締となり
日本男子論 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
わたしはかれらがわからずにいることを、ここで説明せつめいしてやらなければならなかった。「わたしたちは興行こうぎょう許可きょかていないから、追い出されたのだよ」
それに口輪くちわはどうしよう。これから歌を歌う許可きょかは、いったいどうしたらいいだろう。ゆるしてくれるだろうか。さもないとわたしたちはみんな、やぶの中でおなかがって死んでしまうだろう。
余が去夏きょか松葉の露の歌十首をものしたるは古人の見つけざりし場所、あるいは見つけても歌化せざりし場所を見つけ得たる者として誇りしなり。
墨汁一滴 (新字旧仮名) / 正岡子規(著)
わしが今度、府君に従うて、天帝の許へ朝した時、聖者達が数年の後に戦乱が起って、巨河きょかの南、長江の北で、人民が三十余万殺戮せられるということを話しあっていたが、この時になっては
富貴発跡司志 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
燃えさかる数艘の巨火きょかへ、さらにさんざん矢や小銃をうち浴びせて、九鬼船隊はすばやくたん方面へ逸走いっそうした。——毛利方の水軍は、してやられたりといきどおって
新書太閤記:06 第六分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
郷里の父母兄弟にかんして挙家きょか上京の事に決せしめぬ。
妾の半生涯 (新字新仮名) / 福田英子(著)