“きゅうび”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
九尾76.9%
鳩尾23.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ただ、いちばんおしまいに来たのだけは、ふるとのさまのお狐（きつね）とそっくり、九尾（きゅうび）の狐（きつね）でした。やもめさんはこれを聞くと大喜びで、猫に言いました
おくさま狐の御婚礼 (新字新仮名) ／ ヤーコプ・ルートヴィッヒ・カール・グリム、ヴィルヘルム・カール・グリム(著)
九尾（きゅうび）の狐（きつね）玉藻（たまも）の前（まえ）が飛去ったあとのような、空虚な、浅間しさ、世の中が急に明るすぎるように思われたでもあろう。
明治美人伝 (新字新仮名) ／ 長谷川時雨(著)
「鳩尾（きゅうび）や、乳の間（あい）や。」
雪柳 (新字新仮名) ／ 泉鏡花(著)