“きゅう”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:キュウ
語句割合
55.5%
19.2%
7.3%
2.9%
2.4%
2.2%
1.2%
1.2%
1.0%
1.0%
0.5%
0.5%
0.5%
0.5%
0.5%
0.5%
0.2%
0.2%
0.2%
0.2%
0.2%
0.2%
0.2%
0.2%
0.2%
0.2%
0.2%
0.2%
0.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「おかあさん、くるしい?」と、勇吉ゆうきちは、母親ははおやのまくらもとにつききりで、をもんでいましたが、なんとおもったか、きゅうがって
一粒の真珠 (新字新仮名) / 小川未明(著)
同じ刺激に対する感覚が皮膚の部分によって違うのはこれに限らない事ではあるが、このはしごきゅうなどは一つのおもしろい実験である。
自由画稿 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
わが輩も返事にきゅう躊躇ちゅうちょしていると、三銭切手きってを封入せる以上返事をうながす権利があると催促さいそくされたことも一、二度でない。
自警録 (新字新仮名) / 新渡戸稲造(著)
窮するとは道に窮するのいいに非ずや。今、きゅう、仁義の道を抱き乱世の患に遭う。何ぞ窮すとなさんや。もしそれ、食足らず体つかるるを
弟子 (新字新仮名) / 中島敦(著)
三津ヶ浜というのは松山藩時代の唯一の乗船場で、私たちが初めてきゅうを負うて京都に遊学した頃はまだこの三津ヶ浜から乗船したものであった。
漱石氏と私 (新字新仮名) / 高浜虚子(著)
science ではどうだか知らないけれども、精神界では全く同じものが二つは来ない。故にいくら旧様きゅうようを守ろうとしても、全然きゅうには復らない。
無題 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
それからこれはまっ羽二重はぶたえのコップでしょう。この花びらは半ぶんすきとおっているので大へん有名ゆうめいです。ですからこいつのきゅうはずいぶんみんなでしがります。
チュウリップの幻術 (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)
いま孔明のいた陣には八つの門がある。名づけて、きゅうせいしょう、杜、けいきょうかいの八部とし、うち開と休と生の三門は吉。傷と杜と景と死と驚との五門は凶としてある。
三国志:11 五丈原の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
その人は間もなく太子きゅうへはいった。付き添いの女房から御寵愛ちょうあいがあるという報告が大納言へあった。
源氏物語:45 紅梅 (新字新仮名) / 紫式部(著)
そしてまた誰か他人の所有にまさるところの面白い、味のある、平凡ならぬ骨董を得ることを悦ばぬ者があろう。もとむる者が多くて、きゅうさるべき物は少い。
骨董 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
伏しておもう、それがししつうしなって鰥居かんきょし、門にって独り立ち、色に在るのかいを犯し、多欲のきゅうを動かし、孫生そんせいが両頭の蛇を見て決断せるにならうことあたわず
牡丹灯籠 牡丹灯記 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
けれど、どこの学校がっこうのどのきゅうにでも、たいてい二、三にんは、いじのわる乱暴者らんぼうものがいるものです。
どこで笛吹く (新字新仮名) / 小川未明(著)
冬羽は、耳羽だけに暗褐色の斑点があって美しい。きゅうの下両覆に灰色の羽が生えていて、冬は嘴と脚が深紅の色を現わし、白い羽に対して目ざむるばかり鮮やかである。
みやこ鳥 (新字新仮名) / 佐藤垢石(著)
「おっと、皆迄言わせやせん。あ、そうそう、和泉屋さんの男衆きゅうさん——へっへ」
助五郎余罪 (新字新仮名) / 牧逸馬(著)
葛伯かつはくしょうきゅうすと言い、鄭人ていじんが温の麦を刈るといい、イスラエル人が牧場を争うといい、高地のスコットランド人が低地のスコットランド人の牛羊穀物を奪うというの類のごとき
将来の日本:04 将来の日本 (新字新仮名) / 徳富蘇峰(著)
あッ……とかるいこえがいちようにもらされたかと見ると、すでに、しぼりこまれた二きゅうはブンとがえりを打って、ひょうッと、つるをはなれた二すじのが、風を切ってまッすぐに走っている。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
そしてこの頃から、名も、高俅こうきゅうとあらためた。きゅう毛偏けへんをとって、亻偏にんべんきゅうに代えたのである。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
年三十に近くして、愚庵ぐあんきゅう和尚に径山けいざんに従って禅学を習う。いとまあれば内外の典籍を披閲ひえつしてもって才識に資す。因って河南かなん二程先生にていせんせいの遺書と新安しんあん晦庵朱先生かいあんしゅせんせいの語録をる。
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
「こころ平らに、気順なるときは、一きゅうのうちに、病雲は貴体を去ってゆきましょう。それ、さらに病の根を抜こうとするには、やや涼剤りょうざいを用いる必要もありますが」
三国志:07 赤壁の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
わしののろいをいれよ! (岩かどに突立つ。烈風蓬髪ほうはつを吹く。俊寛両手を天に伸ばす)わしはあらゆる悪鬼の名によって呪うたぞ! 清盛きよもりは火に焼けて死ね。宗盛むねもりの首はきゅうせられよ。
俊寛 (新字新仮名) / 倉田百三(著)
そしてこの頃から、名も、高俅こうきゅうとあらためた。きゅう毛偏けへんをとって、亻偏にんべんきゅうに代えたのである。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
それは丁度、彼の孫のきゅう——子思ししが生れて間もないころのことであった。
論語物語 (新字新仮名) / 下村湖人(著)
技師もここで花前の花前たることを聞き、おおいにきまりわるくなって、むつかしい顔のしまつにきゅうしたままった。夜、主人が帰ってから一くずるるばかり大笑いをやった。
(新字新仮名) / 伊藤左千夫(著)
一見するとゴシック後期のものに近似するが、しかし脚と脚との間のきゅう状が明らかにモスク型であるから回教国のものであろう。
工芸の道 (新字新仮名) / 柳宗悦(著)
蒲生源左衛門は須田等をきゅうした。二人は証拠文書をって来たのだから、それに合せて逐一に述立てた。
蒲生氏郷 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
せい桓公かんこうが公子きゅうを殺した時、召忽しょうこつは公子糾に殉じて自殺しましたのに、管仲かんちゅうは生き永らえて却って桓公の政をたすけました。こういう人は仁者とはいえないのではありますまいか。」
現代訳論語 (新字新仮名) / 下村湖人(著)
こうきゅういずれも竜蛇の属の名の字をミヅチとんだから、ミヅチは水蛇みずへび野蛟のづち野蛇のへびの霊異なるをあがめたものと思う。
するとたちまち、あたりは暗くなり、雲のごとき気流のうちから、数千の豼貅ひきゅう(大昔、中国で飼い馴らして戦場で使ったという猛獣のこと、おすきゅうめす
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
きゅうよ、出てこい」
三国志:10 出師の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)