“きびばたけ”の漢字の書き方と例文
語句割合
黍畑100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
三日の月ほそくきらめく黍畑きびばたけ黍は黍とし目の醒めてゐつ
雲母集 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
黍畑きびばたけに立ちたり二十五の女は
新版 放浪記 (新字新仮名) / 林芙美子(著)
「あっ、いけねえ、森道を狙って、向うの部落から雷横の手勢が出てきやがった。名主さん、かまわねえから、そこらの黍畑きびばたけを突ッ走って、とにかく南へ南へと急ぎなせえ」
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)