“かまつか”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
葉鶏頭30.0%
葉鷄頭20.0%
雁来紅20.0%
𩵩10.0%
葉雞頭10.0%
鎌遣10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
葉鶏頭かまつかより照り透きつぎつぎに下葉紅く燃えぬ褪す時もまた
風隠集 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
葉鷄頭かまつか火立ほだちにそよぐなるこびえ日はとほりつつ色の涼しさ
白南風 (旧字旧仮名) / 北原白秋(著)
教誨の聖書学びに来しへやに大き雁来紅かまつかの鉢ありさは
遺愛集:02 遺愛集 (新字新仮名) / 島秋人(著)
それでもう上人だと思っていなさる! 𩵩かまつかを食べてからに、一日に一尾ずつ𩵩を食べてからに、𩵩で神様が買えると思っていなさるのだ!
あちら𩵩かまつか庵室でわしはぶしつけ者という汚名を着せられましたが、それというのも、わしが𩵩かまつかのことをほざいたからなんですよ。
葉雞頭かまつかもつくる垣内のそしろ田に引板の繩ひく其水車
長塚節歌集:2 中 (旧字旧仮名) / 長塚節(著)
それが鎌遣かまつかいの名人、今日はここで荒熊の如き武道者をさえ殺したのであった。見掛けに依らぬ大胆不敵さ、しかも印籠盗みの罪を重ねて八十六とまでに数えるとは。
怪異黒姫おろし (新字新仮名) / 江見水蔭(著)