“かくれ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
逝去30.4%
30.4%
死去8.7%
隠微8.7%
卒去4.3%
潜伏4.3%
祕密4.3%
隠伏4.3%
4.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「いいや、いつかもお前に話したろう、俺らがかくれおかで突き落されて、一ぺん死んだやつを生かしてくれたお医者さんだ」
お前の留守中いもとのお藤をたって貰いたいという其の人は、もと金森家の重役粥河圖書という人で、近頃竹ヶ崎へ田地や山を買い、有福ゆうふくの人で、奥様が此の間お死去かくれ
矜恤あわれみある者はさいわいなり、其故如何? 其人は矜恤あわれみを得べければ也、何時いつ? 神イエスキリストをもて人の隠微かくれたることをさばき給わん日に於てである、其日に於て我等は人を議するが如くに議せられ
「夜半過ぎにお卒去かくれになりました」
源氏物語:01 桐壺 (新字新仮名) / 紫式部(著)
天井に潜伏かくれちく一聞屆け時分はよしと天井を飛降とびおり和尚を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
祕密かくれのこころも辿たどらまほし。
白羊宮 (旧字旧仮名) / 薄田泣菫薄田淳介(著)
私しが説明して仕舞う迄は此へ誰れも入れぬ事に仕て下さい小使其他は申すに及ばず仮令たとい谷間田が帰って来るとも決して無断では入れぬ事に(荻)好々よし/\谷間田はお紺の隠伏かくれて居る所が分ったゆえ午後二時までには拘引して来るとて今方出て行たから安心して話すが好い
無惨 (新字新仮名) / 黒岩涙香(著)
つけ晝夜ちうやとなく駈廻かけまははたらく程に夫婦は又なき者といつくしみける扨も此餠屋このもちやと云は國主こくしゆ細川家の御買物方の御用達ようたしにて御城下にかくれもなき加納屋かなふや利兵衞とて巨萬きよまんの身代なる大家に數年來實體じつていに奉公を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)