“かくしん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
核心63.2%
確信23.7%
隔心5.3%
革新5.3%
閣臣2.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「大学は、つづけておやりになるつもりですか?」まさに、核心かくしんをついた質問だった。僕の悩みも、それなんだ。手きびしいと思った。
正義と微笑 (新字新仮名) / 太宰治(著)
すでに衣服とするに足る織り物有り、土偶又織り物の痕を有す、余はすくなくともコロボツクルの衣服の或る物は織り物を以てつくりたりと確信かくしんす。
コロボックル風俗考 (旧字旧仮名) / 坪井正五郎(著)
またなかやと我身わがみくらべて最憐いとおしがりこゝろかぎなぐさめられ優子いうこ眞實しんじつたのもしくふかくぞめし初花はつはなごろもいろにはいでじとつゝみしは和女そなたへの隔心かくしんならず有樣ありやう打明うちあけてといくたびも口元くちもとまではしものゝはづかしさにツイひそゝくれぬ和女そなたはまだ昨日今日きのふけふとて見參みまゐらせしこときならんが婢女をんなどもは蔭口かげぐちにお
五月雨 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
その革新かくしん勢力の先駆せんくをなして行ったものであることを。
黒田如水 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
ここの京都政治所まつりごとどころ閣臣かくしんは、柴田、丹羽、池田、羽柴の四人がひとしく庶政しょせいさいすることになっていて、決して、秀吉のみの中央舞台ではあり得ないのであるが、柴田は遠く越前にあって
新書太閤記:08 第八分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)