“かくしつ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
確執86.7%
各室6.7%
客室6.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
したが、こゝな浮氣者うはきもの、ま、わしと一しょにやれ、仔細しさいあって助力ぢょりきせう、……この縁組えんぐみもと兩家りゃうけ確執かくしつ和睦わぼくへまいものでもない。
なみ江丸えまる本島ほんたうはこんでしよひんうちにあつたのでたゞちに着手ちやくしゆしたが、其爲そのためすくなからぬ勞力ほねをりと、諸種しよしゆ重要ぢゆうえうなる藥品等やくひんとうつひやしたは勿論もちろん海底戰鬪艇かいていせんとうてい内部ないぶ各室かくしつ裝飾用さうしよくようにと
もとより如何いかなる人にても、かつて面会をこばみし事のなき妾は、直ちに書生をして客室かくしつしょうぜしめ、やがて出でて面せしに、何思いけん氏は妾の顔を凝視ぎょうししつつ、口の内にてこれは意外これは意外といい
妾の半生涯 (新字新仮名) / 福田英子(著)