“かいしん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
戒心34.4%
会心25.0%
改心15.6%
回診6.3%
解縉3.1%
回心3.1%
快心3.1%
戒愼3.1%
戒慎3.1%
海深3.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
行くゆく沿道の村落で聞く風説などにも、ずいぶん戒心かいしんを要するものがある。その中には多分に、敵の流言もじっているからだった。
新書太閤記:04 第四分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
藤吉郎の返辞に池田勝三郎は、かえって会心かいしんな笑みをもらした。そして、馬上に移り、また会おうと別れ去った。
新書太閤記:03 第三分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
こうして五にん盗人ぬすびとは、改心かいしんしたのでしたが、そのもとになったあの子供こどもはいったいだれだったのでしょう。
花のき村と盗人たち (新字新仮名) / 新美南吉(著)
こういうと、少年しょうねんは、脊椎せきついカリエスで、とうていたすかる見込みこみがないと、回診かいしん医者いしゃはいっていました。
だまされた娘とちょうの話 (新字新仮名) / 小川未明(著)
内典を知るも、りょうの武帝の如く淫溺いんできせず、又老子ろうしを愛し、恬静てんせいを喜び、みずから道徳経註どうとくけいちゅう二巻をせんし、解縉かいしんをして、上疏じょうその中に、学の純ならざるをそしらしむるに至りたるも
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
このゆえ太祖たいそ実録じつろく重修ちょうしゅうするや、えん実にその監修をし、又支那しなありてより以来の大編纂だいへんさんたる永楽大典えいらくだいてんの成れるも、衍実に解縉かいしんともこれせるにて、れ皆文を好むのに出で、道余録どうよろくを著し
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
しかしこれはただイエスが感傷的に弟子たちと別れを惜しまれたとか、あるいはイスカリオテのユダの回心かいしんを促されたとか、いうだけの意味ではない。
快心かいしんのほおえみをもらしたようにも思えたが、なにしろその人物は、茶色の、型のくずれたお釜帽子かまぼうしをまぶかにかぶり、大きな黒めがねをかけ顔の下半分は、黒いひげでおおわれていたので
金属人間 (新字新仮名) / 海野十三(著)
恐懼戒愼かいしんの意弛み、驕矜けうきようの氣漸く長じ、其成し得たる事業をたのみ、苟も我が事を仕遂んとてまづき仕事に陷いり、終に敗るゝものにて、皆な自ら招く也。
遺訓 (旧字旧仮名) / 西郷隆盛(著)
一家戒慎かいしんして室をきよめ、みだりに人を近づけず、しかも出入坐臥ざが飲食ともに、音もなく目にも触れなかったことは、他の多くの尊い神々も同じであった。
山の人生 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
しかし、なみ海深かいしん次第しだいあさくなるところ進入しんにゆうすると、それにつれてたかさをし、また漏斗じようごのようにおく次第しだいせまくなるところ進入しんにゆうしてもなみたかさがしてくる。
地震の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)