“おととい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
一昨日96.8%
一昨夜1.8%
一昨0.5%
一晩夜0.5%
姉妹0.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
思うてみれば、一昨日おとといさり、中の芝居で見たまでは天王寺の常楽会じょうらくえにも、天神様の御縁日にも、ついぞ出会うた事もなかったな。
南地心中 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
見ると、一昨夜おとといの曲者がここから逃げたものと決めてよかろう、——どうして家を脱け出したか、それが解りさえすれば
一昨おとといかの手紙には、二三日中に帰るとあったよ」
虞美人草 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
一晩夜おとといの晩氷になってたった今まで石神の前に置いてあった、あの美紅みべに姫に寸分たがわぬではありませんか。
白髪小僧 (新字新仮名) / 夢野久作杉山萠円(著)
姉妹おととい麦藁籠むぎわらかごにゆすらうめ
五百句 (新字旧仮名) / 高浜虚子(著)