“おおつち”の漢字の書き方と例文
語句割合
大槌100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
くじらの肉の油を取ったあとを、古くから炒り殻といっていたが(浪花聞書)、本来はこれだけには限らなかったらしく、東北は石巻いしのまき大槌おおつちなどでも
食料名彙 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
岩手県海岸の大槌おおつちの町などでも、市の日に言葉のなまりの近在の者でない男が、毎度出てきて米を買って行った。背は高く眼は円くして黒く光っていた。町の人が山男だろうといったそうである。
山の人生 (新字新仮名) / 柳田国男(著)