“えしやく”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
会釈50.0%
會釋33.3%
會繹16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
見覚えある板塀いたべいのあたりに来て、日のややくれかかる時、老夫おじはわれをいだおろして、溝のふちに立たせ、ほくほくうちゑみつゝ、慇懃いんぎん会釈えしやくしたり。
竜潭譚 (新字旧仮名) / 泉鏡花(著)
少年せうねんわたくしるよりいとなつかし倚子ゐすからつて『おはよう。』とばかり可愛かあいらしきかうべれた。『好朝おはよう。』とわたくしかろ會釋えしやくしてそのかたはらすゝり、なにとなく物淋ものさびえた春枝夫人はるえふじんまなこてん
されど會繹えしやく終れる時、かれらはいづれも、我に顏をれしむるほど強く燃えつゝ、もだしてわが前にとゞまれり 二五—二七
神曲:03 天堂 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)