“うりさば”の漢字の書き方と例文
語句割合
売捌100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あるいは当たりあるいははずれ、この仕入れに損をこうむりかの売捌うりさばきに益を取り、一年または一ヵ月の終わりに総勘定をなすときは、あるいは見込みのとおりに行なわれたることもあり
学問のすすめ (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
文「成程、その品物や女は何処へ売捌うりさばくのですか、御存じありますまいか」
後の業平文治 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
この組合は農民の手でなる米穀類の保管から売捌うりさばき交渉一切を引き受ける上に、金銭を貸し与えて肥料の供給までするのである。この便利な組織は自然に農民の心を引きよせるに充分であった。
厨房日記 (新字新仮名) / 横光利一(著)