“いづも”の漢字の書き方と例文
語句割合
出雲100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「家ゆ出でて三年がほどに」、「痛足あなしの川ゆ行く水の」、「野坂の浦ゆ船出して」、「山の出雲いづもの児ら」等の用例がある。
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
由緒がきによれば、祭神は大国魂の神、天孫降臨に際し国土を瓊瓊杵尊ににぎのみことに献つて出雲いづも杵築きづきの大社に鎮座したまふたことは世人の知るところである。
府中のけやき (新字旧仮名) / 中勘助(著)
足名椎は彼等夫婦の為に、出雲いづもの須賀へ八広殿やひろどのを建てた。宮は千木ちぎ天雲あまぐもに隠れる程大きな建築であつた。
老いたる素戔嗚尊 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)