“いたしおる”の漢字の書き方と例文
語句割合
致居100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
契沖けいちゅうの歌にて俗人の伝称するものに有之これあり候えども、この歌の品下りたることはやや心ある人は承知致居いたしおることとぞんじ候。
歌よみに与ふる書 (新字新仮名) / 正岡子規(著)
小生今日の容態は非常に複雑にして小生自身すら往々誤解致居いたしおる次第故とても傍人には説明難致いたしがたく候へども、先づ病気の種類が三種か四種か有之、発熱は毎日、立つ事も坐る事も出来ぬは勿論
墨汁一滴 (新字旧仮名) / 正岡子規(著)