“あわのかみ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
安房守75.0%
阿波守25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
安房守あわのかみと任官して、まあ当代の傑物として、幕府を背負って立とうとか、立つまいとか言われるようになったのは、そもそもこの親の気違いから起っているのだ
大菩薩峠:40 山科の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
ここの町よりただ荒川一条ひとすじへだてたる鉢形村といえるは、むかしの鉢形の城のありたるところにて、城は天正てんしょうの頃、北条氏政ほうじょううじまさの弟安房守あわのかみ氏邦の守りたるところなれば
知々夫紀行 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
一、松平阿波守あわのかみ様、(阿州徳島藩主)御浜御殿おはまごてん
夜明け前:01 第一部上 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)