“あるき”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
歩行81.1%
13.5%
或樹2.7%
小使2.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
体中からだぢう珠数生じゆずなりになつたのを手当次第てあたりしだいむして、りなどして、あしんで、まるをどくるかたち歩行あるきした。
高野聖 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
彼はいつの間にかともされた蒼白い街燈の下を過ぎて、低い空を赤く染出している賑かな町の方へあるき出した。
緑衣の女 (新字新仮名) / 松本泰(著)
或樹あるきは細長いどうに真赤な海老えびかふを着けて居る。
南洋館 (新字旧仮名) / 与謝野寛(著)
或樹あるきひげを垂れ、百手ひやくしゆのば
南洋館 (新字旧仮名) / 与謝野寛(著)
聞し周藏しうざう七左衞門の兩人も馳來り勝手より手燭てしよくを取寄る此時村の小使あるき三五郎は臺所だいどころて居たりしが物音ものおとに驚き金盥かなだらひ
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)