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あやふや
ふりがな文庫
“あやふや”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
曖昧
66.7%
危殆
33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
曖昧
(逆引き)
一枚二枚は
余所目
(
よそめ
)
を振らず一心に筆を運ぶが、
其中
(
そのうち
)
に
曖昧
(
あやふや
)
な処に
出会
(
でっくわ
)
してグッと詰ると、まず一服と旧式の
烟管
(
きせる
)
を取上げる。
平凡
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
今後の世界に於て行わるべき、正しい精神病の治療法というものは、そんな
曖昧
(
あやふや
)
なもんじゃない。
ドグラ・マグラ
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
動物的の愛なんぞは何処かの隅に
窃
(
そっ
)
と
蔵
(
しま
)
って置き、例の霊性の愛とかいうものを
担
(
かつ
)
ぎ
出
(
だし
)
て来て、薄気味悪い上眼を遣って、天から
振垂
(
ぶらさが
)
った
曖昧
(
あやふや
)
な理想の玉を
睨
(
なが
)
めながら
平凡
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
批評家等が
誰
(
たれ
)
も許しもせぬのに、作家よりも一段
上座
(
じょうざ
)
に坐り込んで、其処から
曖昧
(
あやふや
)
な鑑識で軽率に人の苦心の作を評して、此方の鑑定に間違いはない、其通り思うて居れ
平凡
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
あやふや(曖昧)の例文をもっと
(2作品)
見る
危殆
(逆引き)
その基礎とさるる材料が甚だ
危殆
(
あやふや
)
なるに呆れ、年来潜心その蒐集を事とし、不毛一件ごときも一大問題としていかな瑣聞をも蔑せず。
十二支考:05 馬に関する民俗と伝説
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
あやふや(危殆)の例文をもっと
(1作品)
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