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あしかが
ふりがな文庫
“あしかが”の漢字の書き方と例文
語句
割合
足利
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
足利
(逆引き)
湯沢謙吉に、安田治太夫という、
足利
(
あしかが
)
の藩士が二人、藩邸の正門を出て、
雪輪
(
ゆきのわ
)
小路の辻便所で、しゃあしゃあと揃って用をたしていた。
田崎草雲とその子
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
足利
(
あしかが
)
時代からあったお城は御維新のあとでお
取崩
(
とりくず
)
しになって、今じゃ
塀
(
へい
)
や
築地
(
ついじ
)
の破れを
蔦桂
(
つたかづら
)
が
漸
(
ようや
)
く着物を着せてる位ですけれど
忘れ形見
(新字新仮名)
/
若松賤子
(著)
遠く源平時代より其証左は歴々と存していて、
特
(
こと
)
に
足利
(
あしかが
)
氏中世頃から敗軍の将士の末路は大抵土民の為に最後の血を
瀝尽
(
れきじん
)
させられている。
蒲生氏郷
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
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