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齷齪
ふりがな文庫
“齷齪”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
あくせく
84.4%
あくそく
9.1%
あくさく
5.2%
そそくさ
1.3%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あくせく
(逆引き)
この話は、けだし僧正が衆弟子の出家たる本分を忘れて、貨財の末に
齷齪
(
あくせく
)
たるを
憫
(
あわれ
)
んで、いささか頂門の一針を加えられたものであろう。
法窓夜話:02 法窓夜話
(新字新仮名)
/
穂積陳重
(著)
齷齪(あくせく)の例文をもっと
(50作品+)
見る
あくそく
(逆引き)
小事に
齷齪
(
あくそく
)
しない手を
拱
(
こま
)
ぬいで、頭の奥で齷齪しているのである。外へ出さないだけが、普通より
品
(
ひん
)
が好いと云って僕は讃辞を呈したく思っている。
彼岸過迄
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
齷齪(あくそく)の例文をもっと
(7作品)
見る
あくさく
(逆引き)
これを要するに諸人才器
齷齪
(
あくさく
)
、天下の大事を論ずるに足らず、
吾
(
わ
)
が長人をして
萎薾
(
いび
)
せしめん。残念々々。
足下
(
そっか
)
久坂をのみ頼むなり。
吉田松陰
(新字新仮名)
/
徳富蘇峰
(著)
齷齪(あくさく)の例文をもっと
(4作品)
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▼ すべて表示
そそくさ
(逆引き)
身を研ぐやうに
齷齪
(
そそくさ
)
と
独楽
(新字旧仮名)
/
高祖保
(著)
齷齪(そそくさ)の例文をもっと
(1作品)
見る
“齷齪”の意味
《形容動詞》
齷齪(あくせく、古:あくさく、あくそく)
小さなことにこだわること。また、休む間無く仕事などをすること。
(出典:Wiktionary)
齷
漢検1級
部首:⿒
24画
齪
漢検1級
部首:⿒
22画
“齷”で始まる語句
齷促
齷齬
齷齰
“齷齪”のふりがなが多い著者
ロマン・ロラン
徳冨蘆花
木下尚江
夏目漱石
近松秋江
与謝野寛
島崎藤村
正宗白鳥
有島武郎
新渡戸稲造