“鷹狩”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
たかがり78.9%
たかが21.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
まだ、ごく御幼少の時、皇子さまは、多勢の家来たちと、御一しよに、吉野川の上流、なつみの川岸へ、鷹狩たかがりを御覧においでになりました。
岩を小くする (新字旧仮名) / 沖野岩三郎(著)
長篠ながしのまでは出馬したが、富士の神容しんようには接していなかったし、参州吉良さんしゅうきらまで鷹狩たかがりに出向いたこともあるが、ついぞ富嶽ふがく秀麗しゅうれいは仰いでいない。
新書太閤記:06 第六分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「ここで降られては鷹狩たかがりのお供が辛い、どうか二三日もたせたいものでござるな」「……されば」と云った調子である。
備前名弓伝 (新字新仮名) / 山本周五郎(著)
それからいま一つこの季節に名物なのは将軍家のお鷹狩たかがり——たいそうもなくけっこうな身分なんだから、将軍家がお鷹狩りをやろうと、どじょうすくいをあそばそうと