くだかけ)” の例文
旧字:
さすがに哀れとや思いけん、往きて寝て、夜深く出でにければ、女「夜も明けばきつにはめけんくだかけの、まだきに鳴きてせなをやりつる」
真白なるくだかけひとつ今朝けさみれば血にみてあり桜花はなのもと
(新字旧仮名) / 岡本かの子(著)