“鳳眼”の読み方と例文
読み方割合
ほうがん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
痩躯そうく長面、いつも鳳眼ほうがんきらりとかがやいて、近ごろの曹操は、威容気品ふたつながら相貌そうぼうにそなわってきた風が見える。
三国志:05 臣道の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
智的な額、血色の良い——頗る黒々と陽焦けのした顏、鳳眼ほうがんで、唇が堅く結んで、如何にも好ましい青年武士です。
額広く眉太く、眼は鳳眼ほうがんといって気高く鋭く、それでいて愛嬌があり、鼻はあくまで高かったが、鼻梁が太いので険しくなく、仁中じんちゅうの深いのは徳のある証拠、唇は薄くなく厚くない。
剣侠 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)