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首肯
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うなずき
ふりがな文庫
“
首肯
(
うなずき
)” の例文
文作は青くなったり、赤くなったりして、
首肯
(
うなずき
)
首肯
(
うなずき
)
聞いていたが、そのうちに立っても居てもいられぬようにソワソワし始めた。
いなか、の、じけん
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
老人は
首肯
(
うなずき
)
ながら、
朱泥
(
しゅでい
)
の
急須
(
きゅうす
)
から、緑を含む
琥珀色
(
こはくいろ
)
の
玉液
(
ぎょくえき
)
を、二三滴ずつ、茶碗の底へしたたらす。清い
香
(
かお
)
りがかすかに鼻を
襲
(
おそ
)
う気分がした。
草枕
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
殿下は夫を御覧になると槇君に「こんな岩でも登れますか」とお尋ねになる。「こんな岩は駄目であります」とお答えするのをお聞きになって、「そうでしょうね」とお
首肯
(
うなずき
)
になった。
秩父宮殿下に侍して槍ヶ岳へ
(新字新仮名)
/
木暮理太郎
(著)
クリストフはまた無言の
首肯
(
うなずき
)
を始めた。
ジャン・クリストフ:03 第一巻 曙
(新字新仮名)
/
ロマン・ロラン
(著)
首
常用漢字
小2
部首:⾸
9画
肯
常用漢字
中学
部首:⾁
8画
“首肯”で始まる語句
首肯点頭