養生深ようじょうぶか)” の例文
「あら、しっとりしてるわ、夜露よつゆひどいんだよ。じかにそんなものに腰を掛けて、あなたつめたいでしょう。ほんとに養生深ようじょうぶかかたが、それに御病気挙句あげくだというし、悪いわねえ。」
木精(三尺角拾遺) (新字新仮名) / 泉鏡花(著)