“飾燈”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
シヤンデリヤ33.3%
ネオン33.3%
ランプ33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
友と共に見上げた七葉樹には飾燈ネオンのような美しい花が咲いていました。私はまた五六年前の自分を振返る気持でした。私の眼が自然の美しさに対して開き初めたのも丁度その頃からだと思いました。
橡の花 (新字新仮名) / 梶井基次郎(著)
吊り飾燈ランプの明るい光りは、弾丸たまや薬苞の散らばっている卓布ナップの上をあかあかと照らしていた。そして暖炉のそばには、肱掛椅子に深々とうずまった婦人の横顔がくっきりと影絵のように見えていた。
犬舎 (新字新仮名) / モーリス・ルヴェル(著)