飛島源一とびしまげんいち)” の例文
銀座の焼けあとの一坪の土地を、とうとう自分のものにすることができた飛島源一とびしまげんいちは、天にものぼるうれしさで胸がいっぱいだった。
一坪館 (新字新仮名) / 海野十三(著)
源ちゃん——正しくいうと飛島源一とびしまげんいちは、箱車にうずくまっている老婦人に、おもいやりのあることばをかけた。
一坪館 (新字新仮名) / 海野十三(著)