頼少たのみすくな)” の例文
実に頼少たのみすくない世の中で、その義理も人情も忘れて、罪も無い私の売られたのも、もとはと云へば、金銭かねからです。
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)