“青二才”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
あおにさい66.7%
あおにせい16.7%
あおにせえ16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「アハハ……。」老博士は力なく笑って、「わたしも同様です。あの青二才あおにさいの盗賊のために、一週間というもの、不眠症にかかっておるのですからな。」
怪人二十面相 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)
お前さんなんざア掛合をしらねえ小僧子こぞっこだア、青二才あおにせいだ、もっと年を取った者をおよこし、なんだ青二才の癖に、何だ私の目から見りゃアおめえなんざア雛鳥ひよっこだア、卵の殻がけつに付いてらア
業平文治漂流奇談 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
この間にもとどりはじく。「梶原ほどのさむれえが、弥助といつて青二才あおにせえ、下男に仕立つてあることを、知れえで討手に来ませうか」といふ。これにて弥左衛門「えゝ」と請く。