“難攻不落”の読み方と例文
読み方割合
なんこうふらく100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
甲信駿こうしんすん三ヵ国のさかい、小太郎山こたろうざんのとりでのおくへ。——オオ父上、そここそ山また山、自然の嶮城けんじょう難攻不落なんこうふらくの地にござります。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
わしの店は、まるで難攻不落なんこうふらく堡塁ほうるいのようなもんだからな。
少年探偵団 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)
難攻不落なんこうふらくの人穴攻めは、こうしてあと四日ののちを待つことになった。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)