“隊伍”の読み方と例文
読み方割合
たいご100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そこで待合せて隊伍たいごを組んで人民広場へという順序だった。ゆくともう四五人の顔見知りが小さな赤旗とプラカードを中心に集っていた。
妻の座 (新字新仮名) / 壺井栄(著)
服装の点検が終ると、一列縦隊に隊伍たいごを組み、足並みそろえ、れいの行礼歩調というやつで、岡から浜のほうへ降りて行く。
キャラコさん:07 海の刷画 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
なるべく隊伍たいごをつくるようにしてこの街道をったり来たりするのも、それ相応の理由がなくてはかなわぬことを父は半蔵に指摘して見せた。
夜明け前:01 第一部上 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)