“陽貨”の読み方と例文
読み方割合
ようか100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
むかし陽貨ようか孔子こうしをうらんで害を加えんとしたり、臧倉ぞうそうなどというやからが孟子に向ってつばを吐いたしぐさにも似ておる。
三国志:05 臣道の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
この語は、陽貨ようか篇にも現われている。おそらく孔子の有名な語であったのであろう。が、ここではそれが学ぶべき道の第二段として掲げられるのである。
孔子 (新字新仮名) / 和辻哲郎(著)
陽貨ようか、孔子を見んと欲す。孔子まみえず。孔子にいのこおくる。孔子其の亡きを時として、往きて之を拝す。これみちに遇う。孔子に謂いて曰く、来れ、われなんじと言わんと。
論語物語 (新字新仮名) / 下村湖人(著)