阿部定あべさだ)” の例文
何がそうでしょうなだ、何が吉屋信子だ。呆れていると、私に阿部定あべさだの公判記録の写しを貸してくれというのである。「世相」という小説でその公判記録のことを書いたのを知っていたのであろう。
可能性の文学 (新字新仮名) / 織田作之助(著)