“金木”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
かなぎ66.7%
かなき16.7%
カナギ16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
中畑さんのお家で、私はつむぎの着物に着換えて、はかまをはいた。その五所川原という町から、さらに三里はなれた金木かなぎ町というところに、私の生れた家が在るのだ。
帰去来 (新字新仮名) / 太宰治(著)
◦簡明食養論 金木かなき三郎氏著、同前半田屋、七十五銭
食道楽:春の巻 (新字新仮名) / 村井弦斎(著)
……天つ宮事ミヤゴトもちて、大中臣、天つ金木カナギを本うちきり、末うち断ちて、千座チクラ置座オキクラにおきタラはして、天つ菅曾スガソを本刈り断ち、末刈り切りて、八針にとりきて、天津祝詞の太祝詞事を宣れ。
日本文学の発生 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)