“里長”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
さとおさ66.7%
さとをさ33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
随筆北越雪譜の著者南魚沼郡塩沢の里長さとおさ鈴木牧之から庚辰三月二十五日に伝聞した実況で、牧之は村政や筆硯多忙のために
越後の闘牛 (新字新仮名) / 佐藤垢石(著)
変だな。この国の国守の下役に、あがたの何某という人がいたなどとは聞いたことがない。私の家は里長さとおさをしているのだから、そういう人が亡くなられたのを
それゆえ、この歌にこたえた、「檀越だむをちかもな言ひそ里長さとをさらが課役えつきはたらばなれなからかむ」(巻十六・三八四七)という歌の例と、万葉にただ二例あるのみである。
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
しもと取る 里長さとをさが声は
日本の美 (新字新仮名) / 中井正一(著)