“酒壜”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
さけびん62.5%
さかびん37.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
私が当惑とうわくしきっているのにはおかまいなしに、白木はボーイにいいつけ、持って来させた銀の盆の上の酒壜さけびんを眺め、にたにたと笑いながら
暗号音盤事件 (新字新仮名) / 海野十三(著)
酒樽さかだるが転がっている。油紙に包んだ肉のようなものがぶら下っている。埃だらけな棚の上にも酒壜さけびんが並んでいる——。
秘境の日輪旗 (新字新仮名) / 蘭郁二郎(著)
の光や、鳥の飛んでいるところや、それから、酒壜さかびんやビフテキまで見られますように、どうぞどうぞお助けください。
地底戦車の怪人 (新字新仮名) / 海野十三(著)
片方には陶製の珍らしい形をした酒壜さかびん。片方には水晶のように透明なギヤマンの、足付き洋杯が五箇はいっていた。