那麽そんな)” の例文
「太郎さん、お前は何を那麽そんなにポケットに入れて置くの? 大変ふくらんでるじゃないか。宛然まるでつう懐中ふところのようだよ」
いたずら小僧日記 (新字新仮名) / 佐々木邦(著)
不思議に思って翌朝その事を次の室の友人に話すと、那麽そんなことは知らぬという。その翌晩には友人がその室に寝たら、矢張やはり前夜の通り、襖が開いてその次の室が見え透いた。
取り交ぜて (新字新仮名) / 水野葉舟(著)
『モウ起きなさいよ、十一時がつたから。那麽そんなに寝てて、貴方何考へてるだべさ。』
菊池君 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)
乃公は此人は那麽そんなに嫌いでもない。君の持っているのはそれは何かねと訊くから、是は日記帳です、未だ買いたての貰いたての写したてのホヤホヤですと答えた。
いたずら小僧日記 (新字新仮名) / 佐々木邦(著)
『何處で那麽そんなことを覺えたんだ?』
漂泊 (旧字旧仮名) / 石川啄木(著)
此処が即ち造化の妙でありまして、万一蚤が象より大きかったらば、如何いかがの現象が起るでありましょうか。夜分那麽そんな巨大の動物が吾人の脊中を這廻ったらば……
いたずら小僧日記 (新字新仮名) / 佐々木邦(著)
『何処で那麽そんなことを覚えたんだ?』
漂泊 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)
『大丈夫だよ。那麽そんな事は。』
漂泊 (旧字旧仮名) / 石川啄木(著)
那麽そんな心配は不要いらんよ。』
漂泊 (旧字旧仮名) / 石川啄木(著)
那麽そんな心配は不要いらんよ。』
漂泊 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)