“道聴塗説”の読み方と例文
旧字:道聽塗説
読み方割合
どうちょうとせつ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
道聴塗説どうちょうとせつ紛々ふんぷんには動かされまいと、みな自若じじゃくと構えてはおりましたものの、怖ろしいものは、妄を信じる世間の心理です。
大岡越前 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
そうした道聴塗説どうちょうとせつは、今にも、鍋の煮え油へ、火の落ちそうなうわさばかりであったが、年の市の賑わいは
松のや露八 (新字新仮名) / 吉川英治(著)