“逸足”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
いっそく76.9%
いちあし15.4%
いつそく7.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
銭形平次——江戸開府以来と言われた捕物の名人——と、子分の逸足いっそく、ガラッ八で通る八五郎が、鎌倉河岸でハタと顔を合せました。
栗うりの童は、逸足いちあしいだして逃去り、学生らしき男は、あくびしつつ狗をしっし、女の子はあきれて打守うちまもりたり。
うたかたの記 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
錢形平次——江戸開府以來と言はれた捕物の名人——と、子分の逸足いつそく、ガラツ八で通る八五郎が、鎌倉河岸でハタと顏を合せました。