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蹙
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せま
ふりがな文庫
“
蹙
(
せま
)” の例文
水
蹙
(
せま
)
れば魚いよいよ躍る、彼は革命の精神に鼓動せられて、
自
(
みず
)
から裁する
所以
(
ゆえん
)
を知らず。その獄中において安政六の新年を迎うるや、口占して曰く
吉田松陰
(新字新仮名)
/
徳富蘇峰
(著)
次第に、谷が
蹙
(
せま
)
って来る、水は、大石の下に渦を巻く。深いところは紫を浅いところは藍を流している。
白峰山脈縦断記
(新字新仮名)
/
小島烏水
(著)
やゝ行って、倒れた楢の大木に腰うちかけ、
一休
(
ひとやすみ
)
してまた行く。高原漸く
蹙
(
せま
)
って、北の
片岨
(
かたそば
)
には雑木にまじって
山桜
(
やまざくら
)
の紅葉したのが見える。
桜花
(
さくら
)
見にはいつも此処へ来る、と関翁語る。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
蹙
漢検1級
部首:⾜
18画
“蹙”を含む語句
顰蹙
窘蹙
一顰一蹙
打蹙
窮蹙
蹙縮然
蹙足爺
蹙面