“赤銅色”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しゃくどういろ92.3%
しやくだういろ3.8%
しやくどういろ3.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「おめえさん方、鍾乳洞を見物に来ただか。」じいさんは日に焼けた赤銅色しゃくどういろの顔を、しわだらけにして、少年たちに呼びかけました。
妖怪博士 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)
太陽は、酔つ払ひのやうに汗ばんだ赤銅色しやくだういろの顔をてかてかさせて、おちつきのない血走つた眼であたりをめ廻してゐる。
独楽園 (新字旧仮名) / 薄田泣菫(著)
涙はポロポロと、赤銅色しやくどういろの頬を傳はつて、土間の土くれを濡らします。