赤児みづこ)” の例文
旧字:赤兒
これに我が心も定まりたれば、それよりはひとしほ心を入れて、我は和子の春雄様を手なつけしに。やうやう喰ひ初め過ぎの赤児みづこながら、いつしか我が手心を覚へてや。
葛のうら葉 (新字旧仮名) / 清水紫琴(著)