“贖罪”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しょくざい83.3%
しよくざい8.3%
とくざい5.6%
あがない2.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
長い間の悔悛かいしゅんと克己との後、みごとにはじめられた贖罪しょくざいの生活の最中に、かくも恐ろしき事情に直面しても少しも躊躇ちゅうちょすることなく
贖罪しよくざい——神の贖罪、仏の贖罪と言ふことが、みなぎるやうに、今迄つひぞ感じたことのないほどの強さを以てかれの総身に迫つて来た。
ある僧の奇蹟 (新字旧仮名) / 田山花袋(著)
繰り返しても甲斐はない! ……今後は贖罪とくざいあるばかりじゃ! ……お浦、そちのその重傷おもででは、生命取り止むること覚束おぼつかないかもしれぬ。
血曼陀羅紙帳武士 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
しかしてキリストを知り、その贖罪あがないを信じ、その再臨を望み、そして自身の復活永世を信じ得るに至るときは、我らもまたヨブと共に叫んで言う「わが心これを望みてこがる」と。
ヨブ記講演 (新字新仮名) / 内村鑑三(著)